今回は、このサイトの管理人である私自身が
小学生~高校時代低身長のコンプレックスに死ぬほど悩まされてきました。
どんなコンプレックスや行動を取ってきて、どう後悔してきたのか紹介していきます。
今、背が低いことがコンプレックスで悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
「身長法.com」管理人のプロフィール
- 名前:吉武穂高
- 生年月日:1984年3月28日
- 身長:161cm
- 体重:65㎏
- 体脂肪率:17%
- 体型:筋肉質
- 元消防職員:7年間勤務
ざっくりしたプロフィールはこんな感じです。
現在は空を飛ぶドローンで起業して、カメラマンや映像クリエイターとして生計を立てております。
では、幼少期の身長の推移やその時抱えていた悩みを紹介します。
幼少期から大人になるまでの私の身長の推移
- 小学校低学年:やっと身長100cmを超えた
- 中学入学時:130cm(うろ覚え)
- 中学卒業時:149cm
- 高校卒業時:160cm
- 大学2年:161.4cm
かなり昔のことなので、うろ覚えの部分は多いですが、だいたいこんな感じの身長の推移でした。
特に覚えているのが、
- 小学校に通っている時に身長100cmだったこと。
- 特に中学卒業時は身長がギリギリ150cmいかなかったこと。
- 高校卒業する頃にやっと160cmを超えたこと
- 大学生になっても1cmちょっとは身長が伸びたことは、よく覚えております。
当時やっとの思いで到達した身長だったので、要所要所は覚えております。
背が低いのは親譲りの遺伝だったのか?
私の身長は両親譲りで、父親が158cm、母親が152cmととても小柄だったのです。
- 男の子の最終身長=(父親の身長+母親の身長+13) ➗ 2 +α(後天的要因)
- 女の子の最終身長=(父親の身長+母親の最終身長ー13) ➗ 2 +α(後天的要因)
になります。
これを私自身に当てはめてみました。
(158cm(父の身長)+152cm(母の身長)+13 ➗ 2=161.5cm
私の身長が161.4cmなので確かにこの計算式通りに成長したわけです。
残念ながら、私の場合は後天的要因である『+α』の部分で伸ばすことができなかったことになります。
そもそも成人の平均身長は?
- 成人男性の平均身長:約170cm
- 成人女性の平均身長:約158cm
これが成人の平均身長になります。(だいたいですが・・・)
今でこそ、身長が低いことを自分自身何とも思っていませんが、多感な思春期はそれはもうコンプレックスの塊でした。
【原因】なぜ私の身長は低かったのか?
幼稚園の時のアルバムを見直して思いましたが、この頃からすでに他の幼稚園児よりも10cm以上は身長が低かったのです。
上記の身長記録を見ても、中学生〜高校生くらいまでは、平均レベルでは身長は伸びております。
すなわち身長の伸び率こそ普通だったけど、幼稚園の段階までに伸ばしきれなかったことが低身長の最大の要因になっております。
一応大学生の時にも1cmほどですが、身長は伸びてますし・・・
3つ年下の弟は平均身長なみに伸びた
私が幼稚園くらいの時で弟と一緒にアンパンマンごっこをしている写真になります。
年が3つも離れているとは思えないほど、身長が変わらないのです。
そのため、幼稚園〜小学生くらいの時は、友達のお母さんや近所のおばちゃんなんかに双子か1学年違いの兄弟だと勘違いされて、本当にそれが辛かったです。
そのためいつもいつも悔しいと思って過ごしてきました。
微妙に私の方が身長が高い状態はなんとか小学生時代までは続いてくれました。
しかし、中学生になると・・・
弟だけどんどん身長が伸びていくのが、死ぬほど悔しかった
弟が中学生に入るか入らないかの頃、あることに気がつきました。
「あれ!?弟の方が身長が高くなってないか?」
弟は成長期に入ったため、一気に身長が伸び始めましたのです。
なんとかこれまで、均衡を保っていた身長のバランスが一気に崩れたのです。
私の心の中では薄々、
「弟の方が身長が伸びるんだろうな。でももしかしたら自分も急に身長が伸びるかもしれない。」
と淡い期待と不安をあわせ持ってはいたんですが、予想通りの展開にその当時は本当にショックでした。
もうショックすぎて、弟と会話することも嫌でした。
中学生に入るくらいまでは兄弟喧嘩をすれば、私の方が勝ってたんですが、弟の方が身長が伸びてから、
「もしかしたら今だと負けてしまうかも・・・」
と弟が生意気なことをしても、喧嘩をすることを避け、どんどん弱気になっていました。
両親には弟がいないところで、「なんで俺だけ小さいんだ!両親が背が低いのがいけないんだ!」と当たっていました。
今にして思えば、本当に情けない兄だったと思います。
特に今、弟とは離れた場所で暮らしているのでそんなに会うことはありませんし、別に仲が悪いことも別にありませんが、当時のことを今思い返すと
「兄貴らしいことを何もしてやれなくてすまなかったな〜。」
と思ってしまいます。
とはいえ当時の私にはそんなこと微塵も気にする余裕はなく、寝ても覚めても気になるが身長のことばかり。
とにかく、コンプレックスの塊で中学時代は何事にも積極的になれず、高校時代は自分の内気な性格と身長が小さいことで周りにいじめられるんじゃないかと常にビクビクして誰とも会話ができませんでした。
中学生はまだ友達が作れたのですが、高校では新しい友達を作ることができなかったのです。
幸い高校時代にいじめられることはなかったのですが、その頃から
「本当にこのままの人生でいいのか?一生何かに逃げ続けるは嫌だ!」
と思っていましたが、行動に移すことはできませんでした。
本当は何か好きなことを見つけて、一生懸命打ち込んで輝きたい!
私の夢ははじめに弟と一緒に写っている写真にもありますが、
「アンパンマンやウルトラマンみたいに人のために体を張るかっこいいヒーローになることでした。」
しかし、現実の私は全くの真逆。
小さい頃から親は私に自信をつけさせようとさまざまな習い事をさせようとしましたが、人と関わって何かと比較させられたり、いじめられたりするんじゃないかという不安でいっぱいだった私は、それらのススメをすべて断っていました。
でももうそんな人生は嫌だとも高校生にもなって似たような考え方で行動している自分が本当にダメだと真剣に考えるようになりました。
人生で初めてはじめて本気になった大学受験
とりあえず自分に頑張れることは勉強くらいしかないと思い、大学受験の勉強を一生懸命しました。
高校3年生の時に必死に勉強して、なんとか第一志望だった静岡大学に合格しました。
その時は、毎日平日は6時間以上、休日は10時間以上、毎日気を失うまで勉強して、両親には
「もし大学受験失敗したら俺、自殺するから!」
と公言し、両親から本気で心配されました。
この時、人生で初めて本気になった瞬間でした。
確かに受験勉強は大変でしたが、その中で一種の楽しさも感じていました。
ダメだと思っていた自分も、少しずつ努力すれば、模試などの点数が上がってくる。
自分でも頑張れば報われるということを肌で実感したのです。
そう!勉強は辛かったけど、自分が成長している喜びを確かに感じられたのです。
そして努力したことが報われた。
この成功体験は、私に一つの自信を与えてくれました。
大学時代に少林寺拳法と出会い、身体的コンプレックスを脱却する
大学に無事入学して、人生初の一人暮らしになりました。
全くの新天地で、中学・高校時代の弱気だったころの自分を誰も知らない環境にくることができました。
私はもう今度こそ!自分を変える決意をしていました。
大学に入学し、ここでは絶対に体を鍛えよう!
そう思い、いろいろ検討した結果、「少林寺拳法部」に入部しました。
正直、はじめは道場の門をたたくことも怖かったのです。
しかし、実際に体験入部をすると優しい先輩たちに丁寧におしえてもらえました。
「これなら自分にもできるかもしれない!」
そうしてはじめた少林寺拳法、確かに身長は普通の人よりも小柄でパワー不足でしたが、それでも鍛えれば鍛えるほど、強くなりました。
正直、拍子抜けしました。
これまでの幼稚園・小学生・中学生・高校生、自分から壁を作って何もかも拒絶していたのに、それは完全に自分の勘違いだったのです。
大学時代は身長が160cmから161.4cmと少しだけ伸びました。
それ以上に大きく変わったことはそれまでガリガリヒョロヒョロの体重は「44kg」しかありませんでしたが、少林寺拳法をはじめ、真剣に体作りをするようになってから体重が「55kg」と1年で体格がだいぶ変わったのです。
この時に
「もっと早く自分の可能性に気がついて体を鍛えればよかった!これまでの自分は身長が低いことがダメだったんじゃない!自分から壁を作って何もやらなかったことがダメだったんだ!」
と強く後悔をしました。
それからはかつての自分のすべてをはねのけるように、何事にも積極的に取り組むようになったのです。
そうして死に狂いで鍛えていった結果、さまざまな困難や壁にはぶつかりましたが、大学3年生の頃には「少林寺拳法部の主将」になりました。
就職も元々幼少期から人のために体を張りたい!ヒーローになりたい!
という願望から「消防士」という仕事に就いたのです。
その時にはもう完全に「自分が身長が低かったから」というコンプレックスはなくなっていました。
おそらく高校生までの自分を知る人には信じられない話ですが、私自身はこうして乗り越えていきました。
さて、前置きが異常な長さになりました。
これから本題に入っていくわけなんですが、この記事を読んでいるあなたはおそらく「身長が小さくて悩んで悩んでたどり着いた」方がほとんどだと思います。
そんなあなたにまず言いたいのが、
『身長が低いなんてこと気にしているのはお前だけだ!!
んな小さなこと気にしないでもっともっと自分のやりたいと思ったことすべてに挑戦しろよ!』
と言いたい。
というか幼少期の頃の自分に言ってやりたい!
ウジウジ悩むくらいなら、死ぬ気で何事にも飛び込んだ方が楽しいし、何事もやってみれば大したことないことに気がつきます。
まず、自分の内気な考え方が、すべての根元にあることを認識することから始めてください。
この「身長法.com」では、わたし自身、大学時代から身体を鍛え始めて、自分自身の身体のメカニズムを知ることで、幼少期からもっと「ああしておけば、もっと身長を伸ばせたかもしれない!」ということがいくつもありますのでそれらをご紹介していきたいと思います。
体を鍛えることや栄養学などに関しては、好きでたまらないのでめちゃくちゃ勉強してきております。